レッドスキンズでセクハラ問題報道

ご無沙汰しております、フリーランス弁護士です。

 

アメリカでは、BLM(black lives matter)運動が活発化しており、スポーツ界にも影響を与えています。

その中でも、NFLチームの一つであるワシントン・レッドスキンズは、チームの名称を変更することを決定しました。

もともと、BLMの前から名称変更の話はありましたが、とうとう現実になりました。

シーズン開幕までに間に合うのか気になります。

 

そんなレッドスキンズでセクハラがあったとの訴えがあったようです。

https://rd.kyodo-d.info/np/2020071701001678?c=39546741839462401

記事によれば15人の女性がセクハラ被害を訴えているとのことです。

 

日本でもセクハラの問題は後を絶ちません。

セクハラを行った当事者が責任を負うのはもちろん、会社としてどのように対応するかが問題となってきます。

過去の裁判例においても、被害者が会社に対して使用者責任安全配慮義務違反を追及するといった事例が見受けられます。

しっかりと事実関係を調査し処分したうえで、再発防止策を講じることが重要です。

仮に、当事者双方の言い分が異なる場合には、弁護士などの第三者を立ててヒアリングを行うといった方法をとる必要があります。

 

いずれにせよ、常日頃から職場でのセクハラを未然に防ぐ努力が必要ですね。